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バラとドビュッシー



何でか知らんけど
アタシの周りのオッチャン


この場合 オッチャンは
定年後のオッチャン


定年後に 自分の土地の
畑とか田んぼとかやってはる人たち



全然 花粉症ちゃうねん



おばちゃんらは
アタシも含めて結構
グズグズ言うてるんやけど・・




バラとドビュッシー_c0404712_10011666.jpg
(マダムフランチェスカクリューガーと
ブラッシュノアゼット

どっちもオールドローズで好きな感じ♪)



昨日 天気の事や
暑い寒いの事 話すのが好きやと
言うたから


今日はそのイメージの音楽をUP


天気だったらjazzのスタンダードの方が
色々あるんやけど
順番的に今回はクラシックで
行けせてもらう


もしもお時間あったら
さわりだけでもお付き合いを♪
(全曲はりつけたら
結構な量になった)





(野を渡る風)




誰が良いかなと考えて
やっぱここは どうとでも取れるドビュッシーで♪



野を渡る風って
春風かなぁ
ミケランジェリが弾いてるのんは
割と音色がしっかりしてて
音色の種類も沢山あるので


・・・初夏・・かな



「今日 風が気持ちいいですねぇ~~」


挨拶するなら こんな感じかな



でも この風の中には
人の気配はなさげな気もする
文字通り 野を渡る風 だけ




バラとドビュッシー_c0404712_10012087.jpg
(カーディナルドリシュリュー)



これもオールドローズやね


春しか咲かないけど 
なんやいっぱい咲く



これこそ 我が家に似合いのバラやと
ずっと思ってるんやけど
デルバール族が多い表バラと
今更 どうやって合わせたらいいねんっ!笑



家出して30年後に
『ただいま、ワシ 大黒柱ですわい』
ってひょっこり帰ってきた父さん
玄関開けた途端
背の高い娘の夫
スティーブがお出迎え~~


大黒柱はすっかり様変わり
父さん 行き場なくなる~


みたいになっとる


我が家のリシュリュー



毎日洗濯物干しと談笑中




(音と香りは夕べの大気に漂う)



なぁ、これは
ものすごいタイトルじゃないか??


タイトルって訳でもないねんで


ドビュッシーは これらの曲に
タイトルを付けてドーンと出したんではなく


楽譜の最後に
小さな字で ちょこちょこっと
(音と香りは夕べの大気に漂う・・みたいな感じ~)
みたいに書いただけやねんよ


うわ~~キザ~~~



どんな音と香りが漂ってるんやろか


約100年前は
今と そう変わらん想いもあるのかもなぁ



ガサツなアタシなので
こーゆータイトルと曲調には
いつ何時でも吸い込まれていく


漂っとる感じが
めっちゃ好きだ


漂っとるって
普通の人は 同じアルペジオを
繰り返すみたいな
曲の作り方をするけど
ドビュッシーはいくつかのモチーフを
重ねまくって漂わせる


重ねるのに重くなくて
重くないから 隙間から匂いも漏れてくる
空気も流れる



めっちゃ好きだ



バラとドビュッシー_c0404712_10011923.jpg
(ガルーダ)



ガルーダも
先のリシュリューとは並べられへんなぁ



ガルーダが勝ちまくる




(アナカプリの丘)




ミケランジェリが弾いてるとこUP



ドビュッシーのお気に入りの場所やったらしいね
写真で見ると すごく素敵な場所
青い海と空



この曲 前期の若い時に書いたのだったら
さもありなん なんだけど
これらの曲集って かなり後期やねんよなぁ



晩年とまでは行かないけど
円熟期ってかんじ
(40代ぐらいか)




(アナカプリの丘)




同じ曲を こっちはサンソンフランソワの演奏で



この演奏は晩年の演奏



演奏に粗はあるけど
アタシはこれがものすごく好きなのです



ミケランジェリの
300色ぐらいの色鉛筆っぽい
色彩豊かなドビュッシーも
勿論好きだけど


もう、これ!
最初の数小節の
タイムカプセル開ける時みたいな
何とも言えない懐古な感じと
それに続く 開けた瞬間の中身



あれ?? 思い出美化してた??
って思うフレーズがあったり
逆に え??これ!!
こんなに素敵な思い出やったん?って
そんなフレーズあったり



タイムカプセルの中身を
全部見て 思い出に浸り
最後また埋める爺さん



みたいな映画のシーンが
思い浮かぶところが
サンソンフランソワの
この演奏の凄みだと思うねん



バラとドビュッシー_c0404712_10011590.jpg
(パルフェタムールとニューサ)



この2つのバラは
他の植物に押されまくっているので
今季は頑張って見張りたい


無理かもしれんけど
できるだけ・・


どっちも好きなんだわ





(亜麻色の髪の乙女)



とはいえ ミケランジェリの
ドビュッシー「前奏曲集」は名盤


この中には以前UPした
沈める寺
とか有名な↑これとか入ってる



アタシは 率先して
亜麻色の髪の乙女を子どもに弾かせる


ある意味 アラベスクよりもこっち


時間をかけて磨くと
凄く素敵な曲に仕上がってくれる


この曲を教えるのが
凄く好きなんです



めっちゃ細かく
いろんな設定をしていって
いろんな音色を自分で弾いて聴いてもらって
物語を作り 整えていく



正直 ブルグミュラーぐらいの子なら
めっちゃ丁寧に教えたら弾ける



全くのピアノ初心者が
どうしてもこの曲が弾きたいと言って
半年かけて弾いてもらったことも
何度かあるぐらい人気の曲です




(前奏曲集 第一巻など)




今回紹介したミケランジェリのCD


長いのんもUP


ドビュッシーの前奏曲集は
色んな人のCDを持っているけど
総合点で 全集を聴くと やっぱこの人かもなぁ



晩年のサンソンフランソワのCDも
全集のとそうでないの
どっちも持っている


サンソンフランソワは
アタシの愛聴盤


前奏曲集1は
今回UPしなかった曲
真打的な曲もあって
それはまた 今度にしようと思う


良かったら戯言を
聞いておくれ~~





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Commented by hotarublog3 at 2021-02-25 22:08
こんばんは~^^
今使っているサブのPCと繋いでるスピーカーに不具合があるらしくて、
音楽の再生ができないのですが、
びろさんの文章を読んでいると、その音楽への描写が興味深くて
どんなのかなぁと想像しています^^
それにしても音楽への造詣が相当に深いのですね~♪
Commented by Biro3110 at 2021-02-25 23:31
> hotarublog3さん

こんばんは♪
なっがいなっがい文章 読んで下さってありがとうございます^^

もう 自己満足の極みでして・・
かなり独断と偏見で書いています
全然深くなくって 正直な所 いつも同じこと書いてるなぁ~って自分で思います
好きな音楽って 結局パターンが似ますしね笑

読んで下さっている方には 一方的な押し付けになりますねぇ~
音楽の事を音楽の事だけじゃなく書きたくて試行錯誤しています

お付き合い下さりありがとうございます♪
私の好きな音楽を誰かに聴いてほしくて書いているのではなく
本当にもう、申し訳ないぐらいの自己満足な理由なもんで(後で自分で見返したいのです。音楽パートだけ書いた時の状況を思い浮かべながら・・)
再生の事はお気になさらず~グダグダな文章を少しでもお楽しみいただければ幸いです

上手く行かないんですが ガーデニングと音楽と生活と頭の中と諸々
色んな事をミックスして書いてみたいです

いつもありがとうございます^^
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by biro3110 | 2021-02-25 11:28 | 音楽 | Comments(2)